ご家族の方へ

 
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ご家族、子どもさんが精神科を受診したいと言い出しても、決して驚かないでください。そんなところへ行ったら、かえって悪くなってしまうとか、気の持ちようで元気になるはずだとか、根拠の無いなぐさめで大切なご家族の健康問題を放置しないでください。こころの病は誰でもかかります。


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早期受診が第一

こころの病も、近年の薬物療法や心理社会的治療の進歩により、十分に治療可能な病気になってきました。しかし現状では、こころの病に対する誤解や知識の乏しさ、さらには偏見のために、初期治療が遅れてしまうことにより、治療が困難になるケースがたくさんあります。

その理由の中には、特に統合失調症の場合においては、本人の病識の不足によるところもあるようです。幻覚や妄想などの体験は、本人にとっては極めてリアルな体験であり、周囲の説得にはなかなか応じない場合もあります。そうした場合にも何より大事なことは、希望を持って治療を続ける気持ちと環境を維持することです。

精神科の専門治療施設には、ともすれば初期に適切な治療を受けられず長期にわたる療養中の患者さんが中心の施設もあります。そのような施設では、利用者の年齢層や病状に合わせたプログラムが中心になり、若者の興味を惹きつけることのできないものも多数あります。

東京ユースクラブについて東京ユースクラブは、そうした精神科専門施設の受診しづらさを解消し、専門知識を持つスタッフの養成にも取り組んでいます。

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